久しぶりに、自分の中でヒットした本があったのでご紹介します。結構有名だと思いますが・・・
ユーザビリティ、セキュリティなどの面で、プログラマには文字コードの知識が必須です。
しかし、最近は高級言語が主流なこともあり、文字のバイト列を意識することすら少なくなっています。「文字化けしたから対応しよう」程度の意識しか無い人も多いのではないでしょうか?
この本では、完全にプログラマー向けで、文字コードの歴史や技術、問題点、解決案などが紹介されています。
社内のプログラマには読ませてみようと思います。
Java の charAt() と codePointAt() の違いが分からないようでは困りますので。
巻末のほうにある、「txtファイルに見せかけたexeファイルの作り方」は面白いですね。
UnicodeのRLO (RIGHT-TO-LEFT-OVERRIDE) を使うことで、txt.exeをexe.txtに見せかけるやりかたです。
ちなみに、この方法を使ったファイルをGmailで送信しようとしたところ、以下のようなエラーが出ました。
見事に崩れていて面白いです。

GMailでのエラーメッセージ
「読もうと思っていた本を家に忘れて、急遽会社で手軽そうな本を借りてみた」
「簡単そうで、短時間で読み終わる本が良い」
・・・読み始めた動機が不純です。
そんなわけで、あまり収穫のない本でした。
内容は
- 通勤電車で1時間以上座っていける場所に住み、電車を書斎にする
- 早起きをして朝の時間を活用
- 継続は力なり
と、最初以外はごく一般的なタイムマネジメントの一部を切り出したものです。
で、主題の「通勤電車を書斎にする」ですが、いまいち賛成できません。
確かに、家が近いとだらだらする時間が増えるというのはあるかも知れませんが、それを強い意志で克服している人が身近にいるので、非効率な逃げ道に頼らず、それを見習いたいものです。
読んでいて一番違和感を感じたのは、「会社から遠くに住むことで家賃も安くなる」という記述でした。
交通費は会社が出すから自分の懐は痛まない。
確かに社員はそれでも良いのかもしれませんが、見習いたくない考え方ですね。
社長おすすめの面白本の登場です。

嘘つきは社長の始まり (サンマーク文庫 B- 113)
著者/訳者:安田 佳生
出版社:サンマーク出版( 2008-09-17 )
定価:¥ 570
Amazon価格:¥ 570
文庫 ( 158 ページ )
ISBN-10 : 4763184652
ISBN-13 : 9784763184658
共感(というより同感)3割、反対5割、納得2割といった感じでした。
他人の価値観で勝負しても仕方ないとか、成功は偶然で失敗は必然という意見には同感です。
また、結局のところ自己満足、といった考え方も嫌いではありません。
ただし、いささか現実に目を背けすぎという感じがします。
ストレスに押しつぶされそうな人への刺激剤や、単純な楽しみとして読むにはとても良いですが、この考え方を鵜呑みにするのも危ないと思います。
とはいえ、今まで異質だと思っていた私自身の意見と同じ内容がかなりあり、驚きと安心を感じた本でもあります。
こういうタイトルに弱いみたいで、似たような本を読んでいる気がします・・・
前半:「ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人」
後半:「ソフトウェア開発で幸せになれる人、なれない人」
の2部立てになっていますが、結局は同じこと。楽しく幸せにやっていなければ、長期的にみて伸びるはずがありません。
「目的志向」「コミュニケーション力」といった一般的な内容がメインですが、技術者教育を行っている人の視点から書かれています。
本書の魅力は、読みやすい文体・製本で、気軽に飽きずに読める点だと思います。
簡潔にまとまっているので、心にもやもやが溜まってきたとき、それを晴らすのに最適です。
仕事の進め方、会社と仕事のつきあい方などは、若干トレンドを追いかけすぎて内容が薄い印象を受けましたが、考えさせられる内容です。
「理科系の作文技術」は、数多くの文章読本、プレゼンテーション技法などで参照されています。
先日の「超・文章法」でも参照されており、Amazonでの評価も高かったため、これは必読だろうということで購入しました。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))
著者/訳者:木下 是雄
出版社:中央公論新社( 1981-01 )
定価:¥ 735
Amazon価格:¥ 735
新書 ( 244 ページ )
ISBN-10 : 4121006240
ISBN-13 : 9784121006240
分かりやすく誤解のしようが無い文章を書くための基本となる、
・文は短く、余計な言葉は一切入れない
・主語と述語の対応を明確にし、複雑な修飾関係を避ける
・そこまで読んだことのみで理解できる文にする
などの解説がされていて、今となっては目新しさは無いのですが、
明確な文章と図・例題によって頭に入りやすくなっています。
買ってから気がついたのですが、初版が1981年、BPSのメンバーは誰も生まれていない時代です。
PCはもちろん無い時代なので、後半は「原稿用紙の書き方」などに費やされており、この部分は不要でした。
あけましておめでとうございます。
年末年始休暇をきっかけに、小説にも手を広げていくことにしました。
家族に勧められた、直木賞受賞作品です。

容疑者Xの献身 (文春文庫)
著者/訳者:東野 圭吾
出版社:文藝春秋( 2008-08-05 )
定価:¥ 660
Amazon価格:¥ 660
文庫 ( 394 ページ )
ISBN-10 : 4167110121
ISBN-13 : 9784167110123
ただ、小説は読んで楽しむことで感性と言語力を鍛えるものだと思うので、感想を書いても仕方ないですね。
なので、ブログの読書記事で小説を紹介するのは、素晴らしくおすすめできるときだけにしておきます。
他にも年末年始は本を読みあさってみました。
手始めに読んだのは↓です。
半年ほど前に大学でミクロ経済Iの講義をとったので、復習のつもりで読み始めました。
経済学は苦手意識がありますが、このくらい丁寧に解説してくれると楽しく読めますね。
入門に最適だと分かったので、次は同シリーズのマクロ経済学を読んでみようかと思います。
Ajax開発を行うにあたり、昨日の「Java開発者のためのAjax実践開発入門」の次に購入した本がこれです。

JavaScript 第5版
著者/訳者:David Flanagan
出版社:オライリー・ジャパン( 2007-08-14 )
定価:¥ 4,410
Amazon価格:¥ 4,410
大型本 ( 704 ページ )
ISBN-10 : 4873113296
ISBN-13 : 9784873113296
完全にJavaScriptのリファレンス的な本です。700ページ近い厚さも威厳があります。
こんなに分厚い本を最初から読んでも仕方ないので、必要なときに参照できる場所に置いておくと便利です。
スクリプト言語らしく、若干言語仕様の理解が曖昧でも動いてしまうJavaScriptですが、本書が手元にあれば、分からない点をすぐに解決できます。
オライリーらしく、内容が濃くてきっちり書かれているので、リファレンスとして最適です。
読んでいて感動は無いですが、無いと困る本です。
・週2冊のペースで読書を進めている
・毎日ブログを更新する
この2つの目標を同時に達成するには、読書ネタだけだと間に合わないという事実にようやく気がつきました;;
私は社長ほど面白い文章、ためになる文章を書けないので、開発TIPSや雑誌・技術書などで気になったポイントの紹介などもやっていきます。
今回は、私がAjax開発を始める際に使った本を紹介します。

Java開発者のための Ajax実践開発入門
著者/訳者:河村 嘉之 川尻 剛 福沢 知海
出版社:技術評論社( 2007-11 )
定価:¥ 3,570
Amazon価格:¥ 3,570
単行本 ( 447 ページ )
ISBN-10 : 4774132977
ISBN-13 : 9784774132976
「Java開発者のための」と謳われているだけあり、入門書にありがちな同じ説明の繰り返しが省かれているのがポイントです。
「そもそもオブジェクト指向とはなんたらかんたら」ではなくて、「Javaとここが違う。この機能はJavaで書くとこうなる」と説明されているので、すんなり理解できます。
JavaScriptに入る際に躓きやすい、メソッドチェーンとプロトタイプチェーンも分かりやすい図で解説されています。
ただ、5章以降はフレームワークや開発環境の解説になるので、実質的に使ったのは2~4章のみです。
さらに、DOM APIとXMLHttpRequestも概要は把握していたので、本書を読んで良かった!と感じたのは2章がほとんどでした。
そう考えるとコストパフォーマンスは悪いですが、手っ取り早くJavaScriptアレルギーを克服できたので、満足しています。
社長おすすめの本の登場です。
社長は節約と節税が大好きなので、話について行くためにと思って本書を手に取ってみました。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
著者/訳者:きたみ りゅうじ
出版社:日本実業出版社( 2005-12-08 )
定価:¥ 1,470
Amazon価格:¥ 1,470
単行本 ( 232 ページ )
ISBN-10 : 4534040016
ISBN-13 : 9784534040015
所得税、住民税、消費税、社会保険に国民年金と厚生年金など、いろいろな名目でお金が消えていきます。
それらを分かりやすく、楽しいノリで解説してくれます。
フリーランス向けですが、会社経営者にも優しい本でした。
スケジュール管理方法を模索しており、GmailやGoogleカレンダー、RTM、手帳、ノートなどを試しています。
業務を効率化して自分の成長に費やす時間も確保するため、以下を満たすものを探しています。
・簡単で続けられる
・シンプルかつ柔軟
父の書棚で、前回読んだ「超」文章法と同じ筆者のものを見つけたので読んでみました。
発行が1995年なので、私が小学生の時です。
読んでいると、この15年でどれだけ社会が変わったかを感じられ、興味深いものがありました。
インターネットではなくパソコン通信の時代ですし。
本書は、
・スケジュールを長期的に一覧できるようにし、予備時間を過剰に確保する
(そのために、通常の手帳ではなく折りたたんで引き出せるものを使う)
・連絡を電話から文書に移行する
といった内容を説いています。
1-2章のスケジュール管理手帳については、なるほどと思える点が多々ありました。
Googleカレンダーとスマートフォンと連携させても、やはり紙が欲しいと思うことは多いです。
「超」整理手帳というのはとても良さそうなので、是非Googleカレンダーと同期してみよう!と思ったら、既に同じことをやっている人がたくさんいて驚きました。しばらく真似して試してみることにします。
中盤以降の「連絡は文書(FAX)で」というのは、時代の流れを感じますね。
もちろん、慣習による対面や会議の無駄時間を無くす、という本質的なメッセージは今も有効ですが、最近はむしろ電子メールでしかコミュニケーションをとれない人が増えて問題になっています。
そのような時代変化を踏まえて、野口氏の最近の著書も読んでみたくなりました。