技術者は、以外と文章を書く機会が多いものです。
もちろん業務で小説を書くことはないですが、営業資料やマニュアル、そして時によっては論文など、分かりやすさや説得力が重要な文章を求められます。電子メールも、ある程度の文章力が求められますね。
本書では、「超」が付くほど日本語文章の専門家である筆者が、論述文の書き方を論理的に解説しています。

「超」文章法 (中公新書)
著者/訳者:野口 悠紀雄
出版社:中央公論新社( 2002-10 )
定価:¥ 819
Amazon価格:¥ 819
新書 ( 265 ページ )
ISBN-10 : 4121016629
ISBN-13 : 9784121016621
どんな文章読本にも書いてある「主述関係」「文の長さ」なども押さえてありますが、何よりも「メッセージの重要性」と説いています。
また、全体の長さから論理展開を生成するなど、いかにもプロという意見が印象的でした。「分かりにくく反論を受けにくい文章の書き方」など、少々変わったテーマも取り扱っています(旧大蔵省流らしいです)。
日本語に対するこだわりは偏っている部分もありますが、楽しく退屈せず読めるし、とても秀逸な本だと思います。
自宅で眠っていた本をご紹介します。
Effective C++は、C++プログラマーなら必読です。
私が知る中で最高峰のC++本だと思います。
どんなプログラミング言語もそうですが、特にC++は深く考えずに使うと危険な言語です。
言語仕様と使い方、その効果と副作用をしっかりと理解して使う必要があります。
本書は、C++を一通り使えるようになった人がステップアップするのに最適です。
【注意点】
本書は「C++の本」であって、アルゴリズムやプログラミングの本ではないので、そこを間違えると面食らいます。
この前読んだ本で紹介されていたという理由で、本書を購入してみました。

すぐに解決!プレゼンテーション
著者/訳者:ロス・ジェイ
出版社:ダイヤモンド社( 2003-12-12 )
定価:¥ 1,050
新書 ( 130 ページ )
ISBN-10 : 4478760802
ISBN-13 : 9784478760802
30分で読める!というのが良いですね。
あまり自分の成長につながるような本とは思えませんが、プレゼンの際のチェックリストとしては有効だと思います。
まさに「時間がなくても手のこんだプレゼンに見せるにはどうしたら良いのか?」と悩んでいる真っ最中に読めば、ありがたい本となりそうです。
「はじめての後輩指導」が良かったため、同じ田中淳子さんの本を読んでみることにしました。
顧客訪問、説明、プレゼンテーション、そしてOJTを初めとした後輩指導など、SEは常にコミュニケーション力が求められます。
他のコミュニケーション関連本との一番の違いは、「実践的」なことだと思います。
机上の空論ではなく、現場の声や筆者自身の体験談に基づいた内容で構成されています。
考え方から具体的な行動方針まで落とし込まれていて、要所要所で参考になりそうなチェックリストも記載されているなど、即実践に移せるように工夫が凝らされています。
「コミュニケーション力は才能や性格で決まるものではない。努力で向上させることが出来る。」という考えが強く打ち出されているのが印象的です。
私自身、昔は「コミュニケーション術など小手先のテクニックは嫌いだ」と考えていたこともありました。
しかし、コミュニケーションスキルというのは嘘を取り繕うものではなく、熱意や想いを適切に伝えてお互いの関係を良くしていくためのものです。
人間、態度や見た目ではなく内面を評価できるほど、良くできてはいません。
そんな当たり前のことを考えながら読むと、多くのものを得られるはずです。
早速、一つずつ「実践」していこうと思います。
いろいろな本を読むと言っても、エンジニアとして専門分野を強化していくことをサボっては元も子もありません。
雑誌や技術書のインプットは減らさず、総量を増やしていくように心がけています。
最近はWeb以外の案件も少しずつ増えてきて、今後のWindows開発でメインとなるC#力を強化しようと思って本書を購入しました。
C#3.0以降はきちんと仕様を追いかけていなかったのですが、バージョンアップの素晴らしさに感動を覚えました。
よく見る表面的な「新機能LINQ!」みたいな記事では分からない、設計思想と数々の機能の連携による解説で、C#3.0の魅力が十二分に伝わってきます。
もともとC#は大好きな言語ですが、本書を読んでさらに大好きになりました。早速、C#2.0で書いていて不満があった部分を3.0で書き直してみたり、色々実験中です。
C#プログラマーやJavaからC#へ移行する方に、自信を持っておすすめできる良書です。
4.0ではdynamic型と名前付オプション引数で、さらにすごいことになるみたいですね。
会社を回していくために、人材の育成は必要不可欠です。
「自分でやった方が早い」の考え方では、いつまでたっても自分も後輩も成長できません。
そうは思いつつも、お恥ずかしながら社内での教育姿勢が万全とは言えませんでした。
ほとんどは仲良く楽しく成長していけるのですが、インターンやアルバイトの人数が増えるに従って、今までのやり方は非効率な上、ちょっとした失敗でトラブルにつながりかねないというのが懸念でした。
そんな考えから、読みやすくて評価も高かった本書を手に取ってみました。

はじめての後輩指導―知っておきたい育て方30のルール
著者/訳者:田中 淳子
出版社:日本経団連出版( 2006-09 )
定価:¥ 1,260
Amazon価格:¥ 1,260
単行本 ( 137 ページ )
ISBN-10 : 4818526045
ISBN-13 : 9784818526044
挨拶をしっかりして、とにかくたくさん話し、信頼関係を築く。後輩を一人の大人として認め、やりがいのある仕事を任せる。聞く力を付ける。尊敬される先輩になる。
本来自分が指導するためにと思って読み始めたのですが、読めば読むほど「社長は素晴らしい人だった」と再認識させられました。
まさに理想の先輩として接してくれ、私の成長を助けてくれたと思います。
自分自身をさらに磨きつつ、後輩も成長させるにはどうしたらいいか。そのためのヒントは、思っていたよりも身近にありました。
気分転換に、面白いと勧められた本を読んでみました。

新卒はツラいよ!
著者/訳者:きたみ りゅうじ
出版社:幻冬舎( 2005-09 )
定価:¥ 1,365
Amazon価格:¥ 1,365
単行本 ( 237 ページ )
ISBN-10 : 4344010493
ISBN-13 : 9784344010499
新卒の就活~ブラック中小企業への就職~辞めるまで
を、マンガ:文章=3:1くらいで楽しく書いてあります。
何かを得たわけではありませんが、とても楽しかったので満足です。
「マンガと技術書以外を読もう」という当初の目的からは脱線していますが・・・
日常業務に追われて将来の夢と目標を見失ってはいけない。
そんな気持ちから、この本を読んでみました。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
著者/訳者:ジェームズ・C. コリンズ
出版社:日経BP社( 2001-12-18 )
定価:¥ 2,310
Amazon価格:¥ 2,310
単行本 ( 360 ページ )
ISBN-10 : 4822242633
ISBN-13 : 9784822242633
単なる「良好な」企業ではなく、時代を超えた「偉大な」企業に飛躍するにはどうするべきなのか。
データに裏付けされた素晴らしい視点が詰まっています。
最初に人を選んで、行き先を決める。厳しい現実の中で勝利への確認を失わない。針鼠の概念。劇的な転換はゆっくり進む。
会社と人の存在価値、生き甲斐とは何かといったことを考えさせられました。
会社のみならず、何かの団体を率いていく立場の方は、是非読んでおくべきだと思います。
BPSは来年新入社員を迎え、人数がだいぶ増えます。
人数が増えると、人間関係だけに頼らず、平等に満足できるような体制作りも必要になりますし、就業規則等の整備も重要になってきます。
今まで法律関係の面倒なことはほとんど社長がこなしていましたが、会社を動かしていく上で最低限の知識も無いのはまずいだろうということで、経営・法律・会計分野の入門書にも手を出していこうかと思います。
手始めに、会社の本棚で埃をかぶっていた法律知識の本を読んでみました。
株式会社で「うっかり」犯しがちな違法行為について、「~をしてはならない」という書き方で2ページ完結×83項目で書かれています。
法律の前提知識が希薄な私でも、楽しく読み切ることができました。
まだまだ小さいとはいえ株式会社。知らないでは済まされないこともあります。
(すぐに使えそうな知識は少ないものの)とても勉強になりました。
ただ、少し古い本なので法改正に対応できているのか不安です。法律系の本はある程度新しい方が良いですね。
時間管理の入門的な書籍を読んでみました。
時間は「今」しかない。
今を大切に使うために、先延ばしにしない・計画を立てる・締め切りを付ける・細切れ時間を使って少しずつ、などの話を分かりやすい言葉で説明されています。
後半では、人間関係やモチベーション向上の話題にも踏み込んでいます。
正直、斬新な情報や独特の視点は少ないですが、基本をしっかりと押さえてあり、文章が非常に読みやすくて内容がまとまっています。
学生や新社会人を中心に、誰にでも幅広くおすすめできる一冊です。
« 新しい投稿 —
古い投稿 »
COPYRIGHT [C] 2009 BEYOND PERSPECTIVE SOLUTIONS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.