同僚と日本の携帯電話とiPhoneの話しをしました。
所謂持続的イノベーションを続けて消費者のニーズを大きく上回り、
結果として、携帯事業に関してはガラパゴスと言われてきました。
iPhoneは、スペックこそ低くても、新しい携帯電話ではなく、
ユーザの目的にあった携帯コミュニケーションツールを提案したのです。
ぼくは成功したと、考えています。基準は、人それぞれでしょうけれども。
生産ラインの品質やバラエティを確保するためのコストなど
小難しい話しを抜きにしちゃえば同じことが
Wii vs Playstation3、JR vs 駅周辺の店にいえます。
いずれはBPS(やWEB受託開発で生活している人)も
それに当てはまるようになっていくような気がするんですよね。
最初は安くてもいいからサイトをさくっと作れることを武器に仕事をして、
今度は少量の追加料金で綺麗なデザインを添えられるようになった。
でも、ある時気づくのです。
コーポレートサイト一つ作るにしても、
デザインだけあっても、綺麗に開発されているだけでも、だめで、
作って何をしたいか、それをどこまで実現できたか、が重要だと。
その後は、ディレクションによって品質マネジメントまでやるようになる。
それに慣れてくると、プロジェクト全体のリスクヘッジまでやるようになる。
これまで作ってこなかったマニュアルやテスト仕様書までガンガン作っちゃう。
そして、また気づくのです。
仕事し始めたことよりも案件を引き受ける条件も価格も数倍近くになっていて
人材も固定コストもリスクも増えていて、でも利益率だけはあまりかわってない。
・・・
数年後の弊社は、数年前の弊社のような会社に負けてしまう。
会社力で勝っていても、戦略で負けているのです。
安さとスピードで勝負しよう!と考えていた数年前の自分に、
いかに定常業務に慣れるかだけを考えた自分が負けるのです。
アルフレッド・チャンドラーさんの言葉を借りると、戦略がない状態です。
たとえ間違っていたとしても、
仕組みを変える努力をしていかないといけないですよね。
ちなみに、
ある程度定常業務がこなせるようになってきた弊社の来年の戦略は、
1.定常業務を内作より低価格・高品質で外注する手段を設けること
2.ぽっと出の会社が真似できないほどの信頼を獲得すること
3.恥ずかしながら様々な社内ルールがまだ未確定なので基盤をつくること
です。


