『超教科書』教科書・教材・資料向けデジタルソリューション
- 簡単
- 柔軟
- 速い
デジタル教科書・教材・資料の制作から配信、学習までをトータルでカバー。
高い信頼性が求められるデジタル教科書配信をはじめ、
大学や学習塾でも利用されており、企業の研修資料配信などにも利用可能です。
Introduction はじめに
「超教科書」シリーズは、デジタル教科書・教材・資料等の「制作」から「配信」「学習」までをトータルに実現します。
2020年4月より「超教科書ビューア」が小学校のデジタル教科書向けビューアとして導入されたのを皮切りに、2024年度からの小中学校におけるデジタル教科書の本格導入を経て、日本全国の様々な教育機関でご利用いただいています。
「超教科書」シリーズは、検定教科書配信に求められる厳しい要件をクリアしながら、柔軟性も兼ね備えているため、利用範囲が幅広いのが特長です。小中学校や高等学校はもちろん、大学や専門学校などの高等教育機関、学習塾などの私教育機関でも利用されており、さらに、ビジネスの現場での研修資料等の配信にも利用可能です。
以下のようなことでお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
- 全国の学校向けにデジタル教科書・教材を制作・配信したい
- PDFファイルから、音声・動画リンクなどがついたオリジナルのデジタル教材を手軽につくりたい
- オンライン授業や研修用に、デジタル教材・資料をつくって受講者に配信したい
- 紙で配布していた教材や研修資料等をデジタル化してペーパーレスを実現したい
- デジタル教材を制作し、一般向けに販売したい
「超教科書」のご利用会社
教科書・教材会社はもちろん、大学・専門学校や学習塾・予備校など、幅広くご利用いただいています。
※NTT EDX社とエデュケーショナル・ネットワーク社には、「超教科書ビューア」のみをOEM提供しています。
Features of Cho-Textbook「超教科書」の特長
PDFと「超教科書」コンテンツの比較
教科書・教材や資料をデジタル化するならば、PDFをそのまま配布すればよいのではないか、と思われるかもしれません。しかし「超教科書」には、PDFにはない様々なメリットがあります。
超教科書 | ||
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コンテンツの質 |
「超教科書」シリーズには、PDFデータから、音声・動画リンクやコンテンツ内リンク等を施したり、学習者に考えさせたい箇所を予め隠しておくなど、様々な仕掛けを施すことができる、「超教科書オーサリングシステム」があります。単に紙面を表示するだけでない、高付加価値のコンテンツをつくることができます。 「超教科書オーサリングシステム」はこちら |
音声・動画リンク等、ある程度学習に役立つ仕掛けを施すことはできますが、普段使っているPDFビューアでうまく動作しない可能性があります。 |
閲覧権限の 管理 |
「超教科書」のクラウド配信では、各学習者アカウントに対して、コンテンツの閲覧権限を付与します。具体的には、出版社(コンテンツの権利者)が発行するシリアルコードが、組織管理者(学校の先生等)による割当、または学習者自身の入力により、学習者のアカウントに紐付けられることで、学習者の本棚に本が並ぶようになります。 「超教科書クラウド」はこちら |
パスワードを設定することでアクセス制御することは可能です。ただし、PDFファイル自体のコピーはできてしまうため、想定外の人に配布されてしまうリスクがあります。 |
学習に役立つ ツール |
「超教科書」には、学習に役立つツールが多く備えられております。例えば、紙面にメモなどを書き込み、その状態の保存・受け渡しができる「超しおり」、紙面に関連するWebサイトへのリンクが貼れる「マイリンク」、自分の覚えたい箇所にマーカーを引いて表示・非表示を切り替えられる「暗記ペン」などがあります。さらには、学習者自身が使いやすいようにツールバーの並び順や表示位置をカスタマイズすることもできます。 「超教科書ビューア」はこちら |
他のアプリケーションと組み合わせることで、紙面にメモを書き込んだりすることはできます。ただし、そのメモを他の学習者と共有できるかはアプリケーションの機能によりますし、各学習者が閲覧に使用するビューアの差異に応じたサポートが必要になります。 |
学習ログの 活用 |
「超教科書オーサリングシステム」でコンテンツ内に小テストをつくり、その回答状況を指導者が集計できるようにする機能の開発を予定しています(2024年4月現在)。将来的に、より有効な学習ログ活用ができるよう検討を進めています。 「「学習進捗管理」機能」はこちら |
アカウントの管理がないため、学習ログを取得することはできません。 |
「超教科書」の特長
「超教科書」シリーズには、以下の特長があります。
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【簡単】
「制作」も「管理」も「学習」も簡単ITに関する専門知識がなくても、PDFから学習に適したデジタル教材を手軽に制作することができる「超教科書オーサリングシステム」をご用意しています。
各デジタル教材を各学習者に閲覧権限を付与する方法は、シリアルコードを学習者アカウントに割り当てる方式のため、管理が容易です。また、シリアルコードをオンラインマーケットプレイスや自社サイト、あるいはリアル店舗で販売することで、出版社は広く一般に自社のデジタル教材を届けることが可能です。
小中学生からの学習に対応したビューアなので、デジタル教材を初めて利用する学習者でも、スムーズに学ぶことができます。また、UIデザインは、学習者の年齢層に合わせてご利用いただけるよう、2種類ご用意しています。 -
【柔軟】
小学生から大人まで。様々な学びに対応「超教科書」シリーズを使用することで、小中学校はもちろん、大学や専門学校、一般企業やカルチャースクールなど、様々な”学び”の場において、多様なジャンルのデジタル教材を配信できます。教科書出版社との協議や教育現場の声をもとに、豊富な学習支援機能を開発・実装しています。
学習者のアカウントは、学校等の組織アカウントの配下に発行することができますが、組織の管理外で作成することも可能なので、学校の管理負担を軽減できますし、出版社が個人に向けてコンテンツを販売するフローをつくることもできます。
学習者のログイン時には、超教科書アカウントだけでなく、Google/Apple/Microsoftアカウントによるシングルサインオン(SSO)も可能です。また、コンテンツ閲覧時には、学習者の年齢層に応じてツールバーUIデザインを変更したり、ツールバー表示項目をカスタマイズしたりすることもできます。 -
【速い】
同時アクセス対応&スピードアップへのこだわり「超教科書」シリーズは、開発当初から動作スピードにこだわってきました。日本全国の小中学校で配布されるデジタル教科書での利用を前提に設計されているため、同時に多くのアクセスが発生した場合でも問題なく動作するよう、サーバ構成を工夫しています。また、紙面データをより圧縮率の高いフォーマットに対応させ、通信経路の最適化、サーバ処理速度の向上を図るなど、様々な改良を加えています。
「超教科書」は、日本全国の小中学校の児童生徒をはじめ、様々な教育現場で数多くの人々に利用されるシステムです。学習効果を高めるためにも、学習者がストレスなく利用できることが、非常に大事であると考えています。
Explore Cho-Textbook Series「超教科書」シリーズのご紹介
「超教科書」シリーズには、デジタル教科書・教材制作システム「超教科書オーサリングシステム」、クラウド配信システム「超教科書クラウド」、学習用ビューアシステム「超教科書ビューア」の3つのシステムがあります。
「超教科書クラウド」
出版社、先生、生徒が”つながる”さまざまな機能が満載
「超教科書クラウド」は、出版社、組織管理者(学校の先生等)、学習者(生徒・学生等)が使用するシステムです。出版社が発行するシリアルコードが学習者アカウントと紐づけられることで、学習者端末のWebブラウザにて「超教科書」コンテンツの閲覧ができるようになります。
「超教科書クラウド」の特長
学習者アカウントの発行・管理
組織管理者により、学習者のアカウントのCSV一括発行ができます。学習者アカウントごとに本棚が生成され、「超教科書」コンテンツの管理・閲覧が可能になります。学習者アカウントへのログインは、「超教科書クラウド」のアカウントだけでなく、Google、Apple、Microsoftアカウントによるシングルサインオン(SSO)にも対応しています(2024年4月現在、Apple School Manager, Business Managerのアカウントはサポート外です)。
Google、Apple、MicrosoftアカウントによるSSOに対応
シリアルコードによるコンテンツ配信(クラウド配信)
出版社は「超教科書」コンテンツの閲覧権限を学習者に付与するためのシリアルコードを発行できます。シリアルコードを学習者アカウントに紐づけることで、学習者アカウントの本棚に超教科書コンテンツが並び、閲覧可能になります。シリアルコードの紐づけ方法は、組織管理者が各学習者アカウントに割当を行う方法と、学習者が自分の本棚で入力する方法があります。なお、クラウド配信の場合、本棚へのログインやコンテンツの閲覧はWebブラウザにて行うため、PCやタブレットなど様々な端末で学習が可能です。
「シリアルコードによる配信の流れ」は こちら
「利用環境」はこちら
- 「クラウド配信」以外のコンテンツ配布方法
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インターネット環境が整っていない等のケースに対応するため、以下の方法での配信もできます。
端末インストール
「超教科書」コンテンツデータを格納したDVDを各学校に配布し、学習者の各端末に「超教科書ビューア」アプリとコンテンツをインストールいただく方法です。「超教科書ビューア」アプリは、Windows版とiPad版があります。
学校サーバ配信
学校の校内サーバに「超教科書ビューア」プログラムとコンテンツデータを配置し、学習者端末のWebブラウザにて閲覧・学習する方法です。また、WindowsPCの場合、校内サーバにはコンテンツデータを配置し、学習者端末の「超教科書ビューア」アプリで閲覧する方法も可能です。
学習履歴の保存・受け渡し
デジタル教科書・教材への書き込み情報やビューア設定等(学習履歴)を、ファイルとして管理できます。例えば、出版社が指導者向けガイドとなる学習履歴ファイルをつくって販売したり、指導者が学習者の学びの補助のために、自らの学習履歴ファイルをエクスポートして渡すことができます。
- 「学習履歴クラウド自動保存」「アプリダウンロード」機能
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学習履歴クラウド自動保存
学習者が超教科書コンテンツに書き込んだ内容(学習履歴)は、クラウドサーバに自動保存したり、手動でエクスポートして保存することができます。出版社は、サーバに自動保存できる学習履歴保存容量の上限値を設定できます。上限値に近づくとアラートが出るので、学習者は書き込みできなくなる前に不要な書き込みを整理・消去することができます。
アプリダウンロード
オフライン下での学習ができるよう、「超教科書」コンテンツを紙面ごとiPadまたはWindowsの「超教科書」ビューアアプリにダウンロードすることもできます。ただし一部、学習履歴クラウド保存機能など、オンライン前提の機能が使えなくなります。出版社は、「超教科書」コンテンツごとにダウンロード可否が設定できますし、組織または学習者も、学習者アカウントごとにダウンロード可否の設定ができます。
「超教科書ビューア」
学習に役立つ”超”便利機能で効果的に”まなぶ”
「超教科書ビューア」は、検定教科書の発行社である新興出版社啓林館と帝国書院とともに共同開発しました。教科書発行者の教科書や教育現場に関する知見と、BPSのビューアに関する知見を活かした、高品質で使いやすいデジタル教科書・教材ビューアです。
学習者が使える主な機能
- ペン・テキストボックス
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フリーハンドペンでテキスト紙面に書き込だり、テキストボックスの中に文字を入力したりすることが可能です。
- 暗記ペン
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暗記したい箇所にマーカーを引き、クリック/タップによってマーカー箇所の表示/隠すを切り替えることができます。
- マイリンク
- 「超教科書」コンテンツの任意の箇所に、別のページや、外部のWeb ページ等へのリンクを貼ることができます。
- バインダー
- 「超教科書」コンテンツに紐づくノートです。学習者がメモ用に利用するだけでなく、例えば先生のメモをバインダーに書いた本学習履歴ファイルを、学習者の本棚にある同じ本にインポートすることで、学習者はその先生のメモを閲覧することができるようになります。
- ツールバーカスタマイズ
- ツールバー内のアイコンを並べ替えたり、表示させるアイコンを取捨選択したりできます。また、ツールバーの表示位置を、右・左・上のいずれかに設定することもできます。
- 超しおり
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一般的なしおり機能だけでなく、見開きページ単位で書き込んだ内容を保存し復元できる機能です。複数の書き込みパターンを設定でき、切り替え表示することが可能です。また、超しおりファイルはエクスポートできるので、ほかの人に渡したり、ほかの人の超しおりファイルを自分の本の該当ページに取り込むこともできます。
超しおりの選択により、書き込み表示の切り替えが可能
- ツールバーUIデザイン切り替え
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学習者の年齢層に合わせて、2種類のツールバーUI デザインをご用意しています。「超教科書クラウド」本棚の URL の一部を変えるだけで、 UI を変更することができます。
新機能・開発予定の機能(2024年4月現在)
「学習進捗管理」機能
本機能を活用することで、例えば以下のような情報を、学校の先生がデジタル教科書紙面内で把握することができるようになります。
- 学習者がテストを実施したか
- 何割正答したか
- 各学習者の点数の推移や平均点との乖離
本機能を実現するためには、BPSから出版社にご提供する専用のAPIを、「超教科書」コンテンツをスクラッチ開発する際にご利用いただく必要がありますが、今後、「超教科書オーサリングシステム」にて、学習進捗管理機能を搭載した確認テストを作成できる機能を開発する予定です。
「学びコネクト」機能
学習者が、ある教科書・教材で学んだ内容をさらに深めたいときなどに、自分の本棚にある別の教材の関連箇所にジャンプできる機能です。別の教材の関連ページにジャンプしたり、学習要素IDをふって相互連携させたりすることを想定していますが、文部科学省が制定する学習指導要領コードにも対応しています。
「EduHub」との連携
「超教科書」は、デジタル教科書を起点に様々な教材をつなぐ教科書ポータル「EduHub」との連携を予定しております。現在、もろもろ鋭意調整中ですが、ご興味のある方は、弊社までお問い合わせください。
その他、算数に対応した手書き認識機能をリリースしており、PCやモバイル端末での学習に最適な紙面UIによる閲覧方式の開発を進めています。
「超教科書」は、教科書・教材出版社や各教育機関の課題を解決し、学習者の学びを強力にサポートするために、日々改良を重ねています。
Delivery Flow using Serial Codeシリアルコードによる配信の流れ
「超教科書クラウド」に「超教科書」コンテンツを登録し、コンテンツ(パッケージ)に紐づくシリアルコードを発行し、それを学習者アカウントに割り当てることによって、学習者への配信が完了します。
また、発行したシリアルコードを、オンラインマーケットプレイスや自社サイト、リアル店舗等で販売することで、広く一般に自社のデジタル教材を届けることができます。
シリアルコードを「超教科書」から出力して配布する方法
シリアルコードの一般販売が可能に
上記図解の③で、出版社がシリアルコードを組織アカウントに登録せず、「超教科書クラウド」から出力することもできます。出力したシリアルコードは、例えば自社WEBサイトやオンラインマーケットプレイス、あるいはリアル書店を経由するなどして、組織(学校)ではなく、直接学習者に販売・配布することが可能です。
シリアルコードは、上記図解⑤のように組織管理者によって学習者アカウントに割り当てる方法以外にも、学習者が「超教科書クラウド」にログイン後に自分自身で入力する方法もあります。購入したシリアルコードを入力すると、コンテンツの書影が自分の本棚に現れます。
なお、シリアルコードを一般販売する場合は、購入者に「超教科書クラウド」の学習者ログイン画面URLを案内し、学習者アカウントを新規登録してもらう必要があります。
学習者アカウントの本棚のシリアルコード入力画面
Informationご案内
利用環境
- アプリ版ビューア
- 対応OS:Windows10以降、iPadOS15以降
- ブラウザ版ビューア
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対応OS:Windows10以降、iPadOS15以降、ChromeOS
対応ブラウザ:Google Chrome/Microsoft Edge/Safariの各ブラウザ最新版
「超教科書」ご使用料
ご使用料に関する項目は以下の通りです。詳細はお問い合わせください。
- 初期導入費用
- 初期導入のサポートや各種ドキュメント提供等にかかる費用
- 超教科書ビューア使用料
- 売上連動型
※お客様のサービスの特性上、売上連動型が難しい場合は、ご相談させていただければと思います - 超教科書クラウド使用料
- 売上・データ流量連動型
- 超教科書オーサリングシステム使用料
- 冊数連動型
CONTACT 各種お問い合わせ
超教科書に関するお知らせ
超教科書に関するお問い合わせは下記よりお願いいたします。
- コンテンツ「利用」について
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- 「超教科書」で配信されているデジタル教科書・教材・資料等を、自校(自社)の学生・生徒(社員)向けテキストとして利用することを検討している
- 「超教科書」で配信されているコンテンツを利用するにあたり、「超教科書」の導入方法を質問したい
下記、「超教科書」情報提供サイトのお問い合わせページをご参照の上、各出版者様へのお問い合わせをお願い致します。
「超教科書」情報提供サイト
- コンテンツ「配信」について
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- 教科書・教材・資料等のコンテンツをお持ちで、「超教科書」による配信・販売を検討している
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